キャリアを考える事が当たり前になる世の中するための価格設定

厚労省より、国家資格を持ったキャリアコンサルタントを2024年末までに10万人にする計画が出されています。
今よりも3万人以上増やす計画です。とんでもない数字です。

なぜこんなにキャリアコンサルタントを増やす必要があるのか。
人生100年時代により日本国民の労働概念がこれまでと大きく変わっていくからです。
2017年に厚労省が出した人生100年時代構想会議に詳細が記載されています。

急に言われても、企業も個人も、何をしていいか分からない…
そこでキャリアコンサルタントが自らニーズをつくって価値を上げて、世の中のキャリア観をアップデートしていく必要があります。
資格を取ったら仕事があるわけではないので、他の資格とはちょっと毛色が違うのではと思います。

 キャリア相談は単価が安いしニーズもない。
 toCのキャリア相談は儲からないから仕事にできない。
そうおっしゃる方が多いのですが、ないからこそやりがいがあるのかもしれません。

キャリアコンサルタントが自分のサービスを安売りしてしまっては、同じキャリアコンサルタントの価値すら下げてしまう。
値段が下がるとキャリア相談で生活していける人が減って、相談の質が下がって、相談する人がいなくなっていく。
だからといって値段が高すぎると、敷居が上がって誰も相談できなくなってしまい、広まらない。


誰もがキャリアを考えるようになり、もやもやを抱えずに豊かに生きる社会を目指しています。
自分の事を理解し、相手の事を考えられる、温かい共創できる社会にしないといけない。
キャリア相談事業が広まり、相談できる事が当たり前になって、いつかはキャリア相談サービス自体が淘汰されて欲しいです。

市場調査と相談をくり返して今の価格設定をしました。
個人でやっていくわけでなくスケールすることを前提にしていたので、慎重に。
結果、せんのみなとのサービス(キャリアツーリズム)を受けてくださった方皆さんがおっしゃる言葉。

「安すぎると思う」

今の価格はベータ版ですが、この評価はサービスの満足度以外にも受けてくださる方が「キャリアを自分で考えないと」と思っていらっしゃる事が前提にあるからだと思います。

キャリア相談、キャリア開発に関するサービスは年々増えています。
カウンセリングやコーチングがメインの企業もあれば、データやテックに振り切っている企業まで多種多様、コンセプトも価格設定も様々です。

そんな中でせんのみなとが今の価格で成り立っている最大の理由。
それは、田舎にある古民家をオフィスにしていることです。
わたしたちはこの古民家を現金一括で購入しています。
(古民家はかなりの確率で住宅ローンが組めません…)

この場所や働き方を選んだのは、自分たち自身が積み重ねながらも自由なキャリアを歩めることを体現したいという思いがあります。
古民家を買って住んでここでビジネスをしていること自体も”キャリア”です。

自分の未来に投資できるか?
世の中の当たり前をつくっていくことは、難しくて、面白いなと思います。


株式会社せんのみなと では千葉県香取市の築100年の古民家空間を利用したキャリアコーチング事業を行っております。
リトリート×自分らしさの構築を実現できるよう、サービスを提供しています。
これからの未来を自分らしく築いていきたい方、是非サービス詳細をご覧ください。
こちらから