キャリアツーリズム×岩手大学|キャリアを考えるツアー
プログラム概要
キャリアツーリズムを推進する株式会社せんのみなとと、トラベル・リンク株式会社のコラボレーションにより、岩手大学の学生向けにキャリアプログラムを実施しました。
キャリアツーリズムとは『地域の歴史、文化、産業、人との出会いから新たな視点を獲得することで既存の流れを変え、キャリアの展開を広げること』をテーマとしています。
詳細
【開催日時】
2025年9月22日(月)終日
【共催・協力】
【プログラムの内容】
◆キャリアワークの実施
事前にキャリアを考えるためのワークをオンラインで実施。
ツアー中はキノコ収穫、農作業、自然体験を通しての学びを自身のキャリアデザインに置き換え、将来のキャリアを考えるためのワークを都度開催しました。
◆訪れた場所
まほら岩手
【プログラムの目的】
・岩手大学の学生へキャリアの選択肢や今後の考え方について、地域観光というフィールドワークと対話を用いたキャリアツーリズムを実施する。
・学生向けキャリアツーリズム第3回目として、ご参加いただいた学生の具体的なキャリア形成に関する支援を行う。
【参加メリット】
・自己成長を目的とした旅として、新しい一歩となる体験ができる
・地域で活躍する大人と交流することで多角的な視野を得ることができる
・盛岡市近郊でグリーンツーリズムが体験できる
・非日常的な自然に触れ合いながらリフレクションを行うことができる
当日の様子






参加者の声
●今まで大学に通って4年で卒業して会社に就職するのが良いことだと考えていましたが、やりたいことの為に休学するという選択肢もあると気が付きました。きちんと大学を4年で卒業するためにやりたいことを抑えるより、今のうちからやりたいことをやって、もしそれが軌道に乗って学業との両立ができなくなったら休学という選択肢を見つけられて、今はとりあえずやりたいことをやろうという気持ちになりました。
●今回の行き先であるまほら岩手では僕が将来暮らしたい農村での生活の中で暮らしの一部として行いたいキノコ狩りや魚とりなどを体験でき楽しかったです。一方で就職面での進路については、小規模農業と大規模農業のどちらも大事でその共存の仕方を考えたいということを改めて言語化することができました。しかし、その共存ができた理想の農村のイメージが全然できていないことに気づことでき、今後進路を考える上で大事にしたい問いだと思いました!
●今まで自分のキャリアについて1人で考えていたので、他の人の考え方や視点に触れられて新鮮でした。他の参加者の方も強い意志を持ってやりたいことに向き合っていて、とても刺激されました。
●農業の社会課題解決に携わりたいと思っていましたが、その解決の先にはその地域全体もよくなるという意味が込められていたことに気づけたことです。だから単に個々の農家さんに対する経営コンサルや販路開拓では、何か違うわけです。例えばそのようなサービスを行った結果、その農家さんの周りの農家さんの経営もよくなったり、農家さん以外にもその地域で暮らす農民の雇用機会が作れたりなど地域が良くなるまでを仕事として携わりたいと思いました。そこで、農村のまちづくり会社も見てみたいと思いました!
まとめ
岩手大学の在学生向けに3度目となるツアーを開催することができました。今後も具体的なキャリアの考え方を手に入れるための機会をつくりたいと考えています。意欲的で素晴らしい学生の方にご参加いただき、今後の開催に向けたアドバイスを多数頂戴しました。
キャリアツーリズムにご興味をお持ちいただける地域事業様、また○○ツーリズム(何でも歓迎です!)を推進される方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡お待ちしております。